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コンタクトレンズ キズ 傷 汚れ.jpg

酸素透過性ハードレンズ
2年~2年半程度で
寿命を迎えることが多いようです。

1枚のレンズを
日々レンズケアしながら
大切に使っていても
さすがに2年もすれば
キズがついたり汚れが蓄積したり、
あるいはそれによって
見え方が妨げられたり
マイナスが発生してくるのは
いたしかたありません。

レンズが破損していたり
キズついていたりすれば
痛くて目に入れられません。

これはもう
新調するしかない、
ということになるでしょう。

ところがキズの程度が軽くて、
なんちおなくゴロゴロする、
でも痛いというほどではない、
ということになると
そのままズルズルと数週間、
数か月と使っちゃったりして。

レンズにキズがついてるから
異物感があるのか、
目にキズがついてるから
ゴロゴロするのか、
あるいはレンズにも目にも
キズがついているのか、
それは専門店でみてもらわないと
わからないものです。

使い捨てレンズであれば
ゴロゴロ感や痛みがあったのなら、
すぐに新品のレンズに
交換できます。

それで違和感がなくなれば、
ゴロゴロの原因は
レンズにあったんだ、
目の方ではなかったんだ、
新品を入れると
何ともなくなるんだから、
という確証が掴めるわけです。

ハードレンズはたった1枚、
予備のレンズがありません。
予備を持ってる人もいますけど、
それはけっこう稀。

不調を感じた時には
お世話になっている
コンタクトショップなどで
判断を仰ぐしかないレンズなのです。

アイミー ハードレンズ保存ケース.jpg

ハードレンズしか
使ったことがない、

という
コンタクトレンズユーザーがいます。

たいがいは
昭和50年代前半ぐらいまでの
年齢層なのです。

それ以降の生まれのユーザーは
時代的に使い捨て、
あるいはソフトレンズや
ハードレンズから
使い捨てへの過渡期に
コンタクトレンズ購入の選択権が
親ではなく自分になっていた、
という年齢であったのかもしれません。

ハードレンズは
視力矯正力に長けていて、
近視も乱視も、
場合によっては老眼も、
いっぺんに全部
矯正できちゃうことが多いし、
乾燥にもかなり強いので
特に不満なく
使えているユーザーがほとんど。

なので、
使い捨てにシフトする
きっかけもなかったのでしょう。

むしろ使い捨ては
定期的に散在する
不経済なレンズである、
という意識の方が
強いかもしれません。

そんなハードレンズユーザーも
年齢を重ねて、
老眼に苦しむようになって、
流れとしては遠近両用ハード、
いわゆるマルチフォーカルレンズ、
ってやつに
乗り換えていくことになります。

ワンデーや2ウィークの
遠近両用よりは
遠近両用ハードの方が
見え方としては優れています。

近くをより見やすくするために
遠くの見え方を
やや弱くして・・・・
というのもハードの方が少ないはず。

今やハードは
少数派ではありますが、
イイコトは多いのです。